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孤独な夜の瞼の裏には...【鬼滅の刃】

第1章 空虚




「千鶴、本当に剣の道は諦めるのか?」

「だって、お父さん、今は明治ですよ?剣がなんの役に立つのです?」

「そうだが、その才能は勿体ないだろう?」

「それに......」

「?」

「自分が怖いの.....。」

「千鶴.......。」

「だから、もう.....二度と..............剣は握らない。」


その日から父は家宝の日本刀をわたしが見えない所へ仕舞い、二度と剣の話をしなくなった。


わたしが7つの頃だった。









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