第2章 本当に生理…?
久々に男女が顔を合わせれば、自然とそういう雰囲気になってしまう訳で。
この場合は男女ではなく男同士なのだが…。
人の姿が少ない校内、生徒会室の中。
「……ぁんんっ!…あっ!」
「しーっ、圭…声大きい」
ソファーに組み敷かれた俺の口を手のひらで押さえた玲人。
俺に跨るようにして上から見下ろすその威圧的な視線に、背中がゾクっと震える。
もうかれこれ10分弱、舐めたり摘ままれたり、歯を軽く立てられたりと胸だけを攻められていた。
「…ここがいい?」
「んぅ…!」
すでに下半身は疼き、焦らされて溜まった涙が瞳から溢れる。
玲人は赤い舌で唇をぺろりと舐めると、口角を上げた。