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生理系男子の憂鬱。
第1章 き、きちゃった?!
ズキズキと痛む下腹部をなでながら部屋に足を踏み入れる。
歩く度にカサカサと下着に貼り付けたアイテムが小さく音を立てて、肌をかすった。
…なんとも言えないこの違和感。
むっと眉を寄せる俺に気づいた玲人は、マグカップに注がれた紅茶を差し出してソファーへと促した。
「ちゃんと付けれたみたいだな」
甘く温かな紅茶を口に含み飲み下した俺は、小さくうなづいてから口を開く。
「…何かオムツつけてるみたい」
俺の素直な感想を耳にした玲人はふはっ、と笑みを零すと隣に腰を落とした。
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