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記憶ノ欠片

第3章 3



「なっ、なんで・・・
総司や一、平助がいるんだよ!」



『え?蓮にぃ
沖田先輩たちのこと
知ってるの?』



「知ってるも何も
こいつら俺らと同じ
道場に通ってたんだよ!」



『そうだったんだ!
ん?俺らってことは
蓮にぃのお友達も知り合いなの?』



「あぁ」



「蓮さん、土方さん、左之さん、新八さん
お久しぶりです。」
と斉藤先輩が挨拶をすると




蓮にぃや蓮にぃのお友達の方々が
久しぶりだなって笑っていた。







そんな中沖田先輩が
「なんで土方さんがここに
いるんですか?」



「俺がいちゃわりぃのかよ!」



「悪いですね!僕はむつきちゃんと
勉強しに来たのに、どうして土方さんの
顔を見なくちゃいけないんですか…。」



『(この2人は仲が悪いのかな?)』


「またやってるよ。」
と呆れ顔の平助


『あの2人っていつも
こんな感じなの?』



「あぁ、けど仲がわりぃワケじゃねぇんだよ!」



『そうなんだ・・・』



そんな風景を見ながら



「なんか懐かしいなぁ」
と筋肉がすごいお兄さんが言うと


「そうだな」
と赤い髪のお兄さんが言った


すると蓮にぃが
「みんなが久しぶりに集まったし今日は晩飯食っていけよ!ってことでむつきよろしく!」



『はぁー。わかった。
適当に作るよ。』


「よろしく頼むぜ!
量はかなり多めで!」



私はわかったとだけ言い
勉強する暇なく
キッチンに向かっていった。
すると後ろから千鶴が
「私も手伝うよ!」
って言ってくれた。



キッチンで調理していると
リビングから平助が



「よっしゃーむつきの料理!」



って騒いでるのをみて
蓮にぃたちが平助は相変わらずだな
とか言っているのを見て
少し微笑ましく思った。

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