• テキストサイズ

【BLEACH】闇夜に咲く花

第8章 躾


「お手柔らかにお願いします……」
「それじゃ躾になんねぇだろ。ま、千早次第だな。
とりあえずそこに寝ろよ」



阿近の言葉に従い布団に仰向けになる。
そのまま帯紐を抜かれ、死覇装を脱がされていく。



「やっ、明るい!」
「それがどうした」



マジマジと身体を見下ろされ、恥ずかしくて顔がカァッと熱くなる。
阿近に見られている。
そう考えただけで身体は熱を帯びていく。



「さぁ、どうしてくれようか」



耳元で囁かれ、当たる息に腰がゾワゾワする。
そんな私の反応を阿近が見逃してくれる筈もなく、愉快そうに笑うと耳に歯を立てた。
歯を立て、輪郭を舌でなぞられるとゾワゾワが増していく。
腰が動くのが止められない。



「〜〜ッ……!」
「はっ、弱いところばっかだな。そんなんでこの先持つのか?」



唇は付けたまま、話している為阿近の低い声が直接耳奥に届く。
空いている手で胸の突起をカリカリと爪で引っ掻く。
押し潰され、摘まれ、身体が休まる時がない。



「はっ、んんっ……ん……」



片方の胸に唾液を落とされ、指で小刻みに刺激する。
反対側は阿近の口の中に収まり、長い舌でつつかれる。
クチクチという水音は嫌でも私の耳に入る。



「や、ぁ、そこばっかり……」
「ん?じゃあどこが良いんだ?」
「っ……」



突起に歯を立て、笑う。
その顔は私が何を言いたいのか分かっている表情だ。
恥ずかしくて口を噤むとまた愛撫が再開された。
下は阿近に触って欲しくて、期待して涎を零す。



「言わねぇとそのままだぞ」



グリッと阿近の膝が下着越しに蜜口を押す。
グリグリと弱い刺激を繰り返して私の理性を奪っていく。



「っ、や、さわって……」



恥ずかしくて恥ずかしくて、顔から火が出そうだ。
こんなはしたない姿阿近に見せられない。



「触ってるだろ」
「ぃや、ちが……」
「何が違う?」
「うぅ……」



私の言いたいことなんてとっくに分かっている筈なのに。
それでも阿近は許してくれない。
下着越しに花芯を指で引っ掻き、冷静になろうとする私の頭を翻弄する。
……阿近に触って欲しい。奥まで欲しい。
喉元まで出かかった言葉は羞恥心が邪魔をして上手く言葉に出来ない。
/ 190ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp