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【BLEACH】闇夜に咲く花

第8章 躾


「んんっ、あっ、あっ……」



阿近が舐めるピチュピチュという音と、私の荒い息遣いだけが響く部屋。
恥ずかしくて、こんな音聞きたくないのに、耳を塞ぐことが出来なくて。
涙がボロボロと流れて止まらない。



「ひゃあっ、やぁっ、なにっ」



指で花芯の皮を剥き、舌の腹でゆっくりとなぞられる。
さっきまでとは比べ物にならない程に強い快感に思わず手を離してしまった。



「誰が手を離して良いっつった?」
「ごめんなさい……」



そんな行動を阿近が見逃してくれる筈もなく。
すぐに問い詰められて再び脚を持ち直した。
その間も阿近の舌は止まることを知らず、足先がプルプルと小さく痙攣する。
徐々に徐々に絶頂へと導く動きに、いつしか快楽に溺れていった。



「あっ、あっ、や、あ、きちゃっ……?」
「躾だっつったろ。何簡単にイカせて貰えると思ってんだ」
「やっ、やだ、それやだ」



イキそうになる度に舌を止められる。
阿近に黙ってイこうとしてもすぐにバレて動きが止まる。
イキたいのにイケない。
頭が焦げそうな程のもどかしさに、身体はイクことしか考えられなくなっていた。



「やっ、あこん、おねがい」
「何を」
「っ、イカせて……苦しいの、イキたい」



羞恥心なんていつの間にかどこかに消えていて、イカせて欲しいと阿近に縋り付く。
いつもは怖くてあんまりイキたくなかったけど、イケないのも辛い。
不完全燃焼な熱がずっと内側で燻り続けているような感じだ。
早く解放されたい。
この熱を冷まして欲しい。



「いつもはイキたくないって言う癖に、今日は随分我儘なんだな」
「ごめんなさい……お願い」
「ふっ……顔グチャグチャだな。舌と指、どっちでイカされたい?」
「阿近のが良い」
「それはまだお預けだな」
「やっ、やぁ、お預けやだっ」



ヌルリと膣壁を擦るように阿近の指がナカに侵入して来る。



「凄ぇ熱くて濡れてんな。指が滑っちまう」
「ひっ、あぁっ、あっ、そこ……そこ」
「ここがなんだ?」
「っ、きもち……ぃ」



指を奥まで押し込み、くの字に曲げると丁度私のイイトコロに当たる。
阿近の指が私の愛液と摩擦を起こしてグポグポとくぐもった音が漏れる。
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