第44章 誕生日の夜に　☆

腕の中で乱れて、喘ぐミコトが可愛くて仕方なくて、俺は夢中になって腰を振った。


「あっ…ダメ…イッちゃう…っ」

「俺も…一緒にイこうぜ…」


涙目になりながらダメだと言うミコトのおでこにキスを落とし、腰を振るスピードにラストスパートをかけると、ミコトも俺の身体にぎゅっとしがみついてきた。


「あっぁ…ああっ…いく…イクッ…」

「っ…俺も…っ…ん…」


そして、ふたつの身体がビクッと痙攣したと思えば、2人同時に果てた。


はあはあと可愛い息を俺の耳元で吐くミコト。
俺はその華奢な身体を抱きしめてお返しに耳元で囁いた。


「誕生日おめでとう。俺の彼女」


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