第44章 誕生日の夜に ☆
松田side
ミコトを押し倒したその時には、さっき射精したばかりのはずの俺の肉棒はまた硬く大きくなっていた。
俺の身体、バグってるな…
こんな一瞬でまた欲望が高まって終わりがないんじゃと思うほどだ。
口の中に出すのが申し訳なくて引き抜いた男根から飛び出した精液はミコトの可愛い顔を白く汚した。
それを拭き取る余裕もなく、ミコトの脚を乱暴に開いてナカに押し進めると、ぎゅっと締め付けてくる肉壁で食いちぎられそうになる。
さっきまでいた口の中とはまた違う生温かさと気持ちよさ。
そして、ミコトの気持ちよさそうな表情に俺の息がはあはあと荒くなる。
「ミコト…どうなってんだよ、お前の身体」
「えっ…?」
「気持ち良すぎてやべえって…」
そう言いながら、柔らかくて白い胸に顔を埋めるとこれがまた柔らかくてまた快感が脳に登ってくる。
っくそ…あんま動いたらすぐにイッちまう…
そう考えた俺は、ミコトの身体をぎゅっと抱きしめたまま、奥の奥まで挿入して一度動きを止めた。
「陣平くん…っ」
「っ…」
動きを止めたら止めたで、今度はミコトのナカの締め付けがダイレクトに伝わってくる。
名前を呼ばれると更に搾り取られそうなほどナカが蠢くのを、多分ミコトは気付いてない。
「悪い…我慢できねえ…」
「わたしも我慢できないから…奥、突いて?」
可愛くて細い声が耳元で響いた瞬間、俺は自身の腰を思い切り引いて、奥の奥まで打ちつけた。
ズズッ…
「ひあっ…」
「っ…ミコト…」
ズッ…ッ…ズプッ…
「あっ…じんぺいく…っ…んあぁっァッ」
「好きだ…っ…ミコト…」