第44章 誕生日の夜に ☆
「陣平くん。また来年も、お誕生日祝ってね?」
そう言うと、陣平くんは口角を上げて微笑んで、わたしの頬にキスをしてくれた。
陣平くんの唇に触れられたところが熱くて、頬だけじゃ足りなくて、わたしは思わず彼の首に腕を回して唇に唇を重ねた。
「んっ…ミコト…」
「ん…っ…」
珍しくわたしから濃厚なキスを始め、舌が絡み合う中でわたしはゆっくりと陣平くんの両太ももの間に触れた。
「っ…ミコト…待て」
「おっきくなってる…」
「そりゃ…お前にキスされりゃすぐに…」
顔を赤くして恥ずかしそうに目を逸らす陣平くんが可愛くて、わたしは思わず彼の履いていたズボンとボクサーを下げた。
「っ…!?おい…」
慌てて静止しようとする陣平くんをじっと見つめてわたしは言う。
「今日は陣平くんにたくさん嬉しいサプライズ貰ったから、今度はわたしが喜ばせたいの!
…こんなことしか思いつかなくて…」
「っ…十分なんすけど」
陣平くんは照れたようにそう言いながらわたしの頬を撫でた。
可愛い…
いつもわたしを抱くときは、雄の顔をしてるくせに、わたしが攻めると途端に可愛くなる陣平くん。
愛しくて、もっとその顔が見たくて、わたしのスイッチに火がついた。
半分まで下げていたズボンとボクサーをさらに下げると、陣平くんの硬くなったモノがビンッと飛び出してくる。
ソレを優しく手で包んで、陣平くんの目を見つめながら上下に扱いた。
「っ…ぁ…」
「気持ちいい…?」
「っ言わせんな…」
動かすたびに、腰をピクッと跳ねさせながら感じてる陣平くんがやっぱり可愛くて、手で根元を扱きながら先をチロ…と舌で舐めた。
「んっ…」
「感じてる陣平くん、可愛い…」
そう言いながら、今度は彼の目を見つめながら大きな肉棒を口に頬張る。
んー。と飲み込まれていく様をまじまじと見つめていた陣平くんは、わたしの頬を撫でながら悩ましげにつぶやいた。
「エロ…」
「おいひい…」
頬張りながらそう言って、じゅぷじゅぷと音を立てながらフェラをすると、咥えているモノの硬度がさらに増した。
「んっ…ふ…っん…」
「っミコト…やべぇ…っん…」