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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第5章 妹なんかじゃない ☆




「あっ…ぁ…や…ッ…」

「ミコト…気持ちいい?」

「ん…ぁ…きもちい…ッ」


はぁはぁと涙で濡れた目で陣平くんを見ると、陣平くんはわたしの目をじっと見ながら、指を2本に増やした。


「やっ…なんで…見つめながら…
恥ずかしいよ…」

「感じた顔、見てぇんだ」

「っあぁっ…ぅ…ッん…」


こんなところ、人に触られるのも初めてで
しかもそれが、ずっとずっと大好きだった陣平くんで、
わたしの心臓は停止寸前。

彼がくれる快楽に、ひたすらあんあん喘いでいると、ゆっくりと指の動きが止まった。


「じんぺ…くん?」

「…挿れる」


さすがのわたしも、その意味はわかる。
わたしの、処女が今から失われるということ。

神様は怒るだろうか?
こんなに切ない初体験を。

でもね、わたしは世界で1番この人が好き。

小さい時からずっと、
あの日も、あの時も、あの頃もずっとずっと
陣平くんが好きだったの。


たとえ彼女じゃなくても、陣平くんに初めてをあげられるなら、それで十分幸せだ。


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