第5章 妹なんかじゃない ☆
一瞬でショーツ一枚にされたわたしは、かああっと顔を赤くしながら両手で覆った。
「や…待って…あんまり見ないで」
「…見るなとか、無理だ」
陣平くんは困ったように笑ったあと、わたしのピンと勃った突起に舌を這わせた。
そして舌で潰すように舐めたとき、わたしの身体が大きく反応する。
「んあっ…」
「ミコト…エロいな、お前」
意地悪に微笑む陣平くんは、私の胸を攻めながら、ゆっくりと太ももの内側を指でなぞる。
そして、わたしのショーツの真ん中を人差し指で擦ると、ぬちゅ…といやらしい水音が響いた。
「あっ…や、やだ…」
「やだ?やめるか?」
「や、やだじゃない!」
「っはは。笑わせんなよ!この状況で!
…陣平くん、触ってくださいは?」
「えっ」
「そしたら、もっと気持ちいいとこ触ってやる」
意地悪に微笑む陣平くんに、デビルのツノが見えた。
だけどわたしは、もう悪魔な陣平くんでもよかった。
正しくなれない。
それでもよかった。
「触って…陣平くん…」
縋るようにそう言った瞬間、陣平くんの指がわたしのショーツの隙間からナカに侵入して、もうグズグズに濡れてるアソコを掻き乱した。
くちゅ…クチュ…
水音が響くたび、わたしの頬が紅潮していく。