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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第39章 抱きしめることが出来る奇跡 ☆




そんなミコトに、ずるいと分かっていても卑怯な質問を投げかけた俺。


「嫌か?離れてほしい?」


ミコトが、離れて?なんか言うはずねえと分かってた。

案の定、最強に可愛い顔で困ったように眉を下げながら、俺を見つめて呟くミコト。


「…離れないでほしい…」

「…可愛いって…」


と、予測はしていたくせに結局ミコトの可愛さに悶えながら、俺は後ろから抱きしめたまま料理が出来上がっていくのをじっと眺めていた。

幸せすぎる。そんな時間がたしかに流れていたんだ。






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