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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第33章 お持ち帰りの仕返し?!




今日の交流会には、米花中央病院の脳外科の先生も来ると言う。
実習前から接点を持ち、可愛がってもらえれば、より陣平くんを救うためのプラス要素になるかもしれない。


「行く!」

「お!珍しく乗り気じゃん。」

「実習先のドクターだもん。
色々話聞きたいし!」


アユにそう返事をすると、わたしは陣平くんにメールを打った。


__
陣平くん
今日、アユと一緒に、実習先のドクター達との交流会に行くね。
夕飯は、悪いけど外で済ませてきてくれるかな?
日付変わるまでには帰るから
__


そう送ると、数分後に陣平くんから返事が来た。


__
りょーかい。
俺も今日は外で食ってくるわ
どうやら、今更俺の歓迎会らしい
帰る時連絡するよ
__


「歓迎会…」

「ん?陣平さんなんて?」

「今日はまた職場で歓迎会があるんだって。陣平くんの。」

「まさかまた2人じゃないでしょうね?!
って顔してるよ?ミコト」

「っ…だって!」

「彼女はあんたなんだから、自信持ちな?
あ、ほら。オリエンテーション始まるってよ!」


ふと前を見ると、担当の教授が入ってきたところでこれ以上の私語はできず、わたしは気を取り直してオリエンテーションに参加した。




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