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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第29章 この部屋で過ごす最後の夜 ☆




陣平くんに好きだと言われたのはもう何度目かわからないほどだ。
けれど未だにその言葉はわたしの胸を昂らせる。


「っ…あ…じんぺ…好き…だいすき」

「ミコト…ミコト…」


陣平くんは何度もわたしの名前を呼びながら、わたしの手をぎゅっと握った。
そしてズンズンと奥まで何度も突いて、その度にわたしの身体が大きく跳ねた。


「あっ…ぁ…もうダメ…いく…」

「…俺もイキそ…」


一緒に絶頂を迎える瞬間、陣平くんはわたしにキスをした。


「んんっ…」


舌を絡めて、濃厚なキスに気を取られていると、イクのを我慢していたわたしはあっさりと高みに連れていかれる。


「んんんんっ…」


そして同時に、繋がった陣平くんがドクドクと脈打つのを感じた。
ちゃんと、陣平くんも気持ちよくなってくれたんだと思うと嬉しくて、ホッとしたわたしは力が抜けそのまま瞼が落ちていった。




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