第27章 2ヶ月分の大好き ☆
ミコトを気持ちよくしていると、自分も快感を得たくなり、俺はミコトから指を引き抜くと前から抱きしめていたミコトの身体を後ろに向けた。
玄関ドアに手をつけさせ、尻をこちら側に突き出させた時、ミコトが顔を赤くしながらこっちを見た。
「っ…後ろからするの?」
「長く楽しみてえからな」
そう言うと、俺はミコトの太ももの隙間に自身の猛った欲望を挟んだ。
柔らかい太ももがすぐ上から溢れてくる愛液に濡れ、ぬるぬると滑って気持ちがいい。
いわゆる素股状態で、俺は夢中で腰を振った。
「あっ…やあっ…」
「ここ、擦れて気持ちいいだろ?」
腰を動かすたび、俺の亀頭にミコトの感じる蕾が擦れ、ミコトから高い声が上がる。
「あっ…ああっ…や…」
「っ…挿れなくてもこんなに気持ちいいって、どんな身体してんだ…」
ただ太ももに挟んで腰を振っているだけで、挿入した時のように快感が襲う。
これは、ナカに…しかも生で挿れたら一瞬で射精する自信がある。
せっかくのミコトとの甘い時間、出来るだけ長く楽しみたかった。
なのに、
「あっ…気持ちいいっ…」
「っ…ミコト…やべぇ…イキそ…」
素股で擦っていただけなのに、俺は簡単に絶頂に近づいて行く。
ミコトの柔らかい胸を後ろから鷲掴みにして、ミコトの太ももの間に挟んだ肉棒を前後に揺さぶると、何かが這いずる感覚がした。
「あ…イク…」