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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第24章 風邪引き彼氏 ☆




松田side

翌朝


「ん…」


カーテンの隙間から朝の光が差し込んで、ゆっくりと目を開けた。

時計を見ると、午前8時。

あれ…俺、昨日どうしたっけ。

たしかミコトと水族館に行くために準備していたら、突然気が遠くなって…
それで、目が覚めたらミコトがいて、粥を作ってくれて、身体を拭いてくれて…

それから…


ミコトを抱いた。


それを思い出した時、俺の鼻に愛しい匂いが香った。

俺の腕の中には、後ろ向きで眠るミコトがいる。

そして、よくよく考えると、俺のアレはミコトに刺さったまま。


「は?!なんだこれ!」


思わず大きな声を出した俺。
その声に驚いて、ミコトは目をバチッと開けた。


「陣平くん!!身体、平気?!」

「あ、あぁ。俺はもう何とも…
って言うか、コレ…」


何でまだお前の中に入ってんだ?俺は。
なんて聞くと、ブチギレられそうな気がして、俺はゆっくりとソレを引き抜いた。

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