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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第22章 ゲレンデに溶ける恋 ☆




「ん…」


ぱち…と目を開けると、ホテルの部屋の天井が見えた。

なんだ。夢か…
スノボで疲れて倒れたのを陣平くんが運んでくれたんだ。

そう思った脳内が一瞬で恐怖で埋め尽くされた。


ギシ…とベッドのスプリングの音を立て、わたしの上に覆い被さったのは、あの二人組の男。

今置かれている状況を即座に理解したわたしは、全身がガタガタと震えてきた。


「や…だ…やめて…」

「邪魔したくせにやめてって随分ワガママなんだな」


その言葉とともに男の手が伸びてきて、わたしの服を乱暴に脱がせた。

パーカーを脱がせたまでは良かったけれど、そこからキャミソールと下着を脱がせるのがまどろっこしくなったのか、ナイフを取り出してピッ…とキャミソールを縦に引き裂いていく。


「や…」


怖くて声もまともに出せない。

キャミソールを引き裂かれたわたしは、アユに貰った下着姿が男の前に晒される。


陣平くんに見せるためにつけてきたのに、まさか他の男が先に見ることになるなんて、思っても見なかった。


「エロい下着つけちゃって」

「や…めて…」


カタカタと震えながら、涙がぽろ…とこぼれた。
そんなわたしを嘲笑うかのように、男の手がわたしのブラを取り払い、そしてショーツに手をかけた。


「いやぁ!やだ!やだあ!!」





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