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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第20章 兄が愛した人 ☆




もうダメ…
これ以上は無理…


そんなわたしの頬に、陣平くんは優しくキスをした。


「ミコト…挿れたい…」

「…陣平くん。
わたし、今日…」


今日は大丈夫な日だよ。
そう言おうとしたら、陣平くんはわたしの唇をキスで塞いだ。


「知ってる。
このまま、お前のナカに入るから」


そう言うと陣平くんはナマのまま、わたしの蜜壺の中に自身の猛った欲望を突き立てた。


ズズッ…


「っあ…ぁ…」


大きくて硬い質量がわたしのナカを押し広げるように入ってくる。


「っ…ミコト…
やべぇ、俺、今日あんま持たねぇ」

「ん…っ…いいよ?
好きに動いて、たくさん気持ち良くなって?」

「…ミコト…」


わたしの了解を得た陣平くんは、わたしの胸を乱暴に掴みながら、腰を大きく打ち付けた。


「っあぁっ」

「っ…ミコト…」


奥まで何度も何度も突かれ、いつもよりも激しいSEXに、陣平くんの額から滲んだ汗がわたしの素肌に落ちた。


愛しい。
それ以上の言葉は出てこないな…


陣平くんのくれる快感も、ミコトって呼ぶ声も、わたしのことを味わい尽くすこのひとときも、全部が愛しい。そう思えた。


「っ…ミコト…イキそ…」

「あ…ナカに…ちょうだい?」

「っ…ミコト…悪いな。
引き抜く余裕なんてねぇ。
お前のナカに全部吐き出してぇ…」


そう言うと、陣平くんの腰の動きがさらに速くなり、わたしの唇を奪いながらラストスパートをかける。


「んっ…んんっ…」

「っ…ぁ…イク」


小さくそう溢した瞬間、陣平くんの身体がビクッと揺れた。


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