第20章 兄が愛した人 ☆
陣平くんの指でめちゃくちゃにイかされ、潮を吹いた事実が恥ずかしすぎて、わたしは両手で自分の顔を覆った。
そんなわたしの脚は、陣平くんな手によって大きく広げられ、気づけば彼の顔がわたしのアソコを凝視している。
「や…やだ。見ないで…」
慌ててソコを手で隠そうとするが、陣平くんはお構いなしに顔を近づけた。
そして、わたしの蜜壺からトロリと溢れた蜜を、まるで蜂蜜を舐めるように舌で掬った。
クチュ…
「ひあっ…」
「ん…甘い…」
そう溢した陣平くんは、今度は割れ目をなぞるようにしてソコを舐める。
「や…やだ。さっき…出しちゃったのに、汚いよ…」
潮を吹いたばかりのソコを舐められることが恥ずかしすぎて、そう言うけれど陣平くんはやめてくれない。
「やだとか言いながら、ココ、膨らんできたぜ?」
そう意地悪に笑った陣平くんは、舌で割れ目をなぞりながらそのすぐ上にある蕾を指で潰した。
「やぁああっ」
「ここ、指と舌、どっちでされるのが好き?」
そんな2択を並べられても、選べる余裕なんてない。
むしろどっちで触れられても変わらず快感が押し寄せるな決まってる。
答えを出さずにいると、陣平くんはわたしの1番感じる蕾に舌を這わせ、じゅ…と吸い上げた。
そして同時にナカを指で掻き回す。
ぐちゅ…グチュッ…
「っぁ…あ…またイッちゃう…」
「イケよ。見たい」
「やだ…や…陣平く…わたしばっかりやだぁ…っ」
陣平くんが気持ち良くならないとやだ。
なんて、言葉ではそう言ってるのにわたしの身体は正直だ。
陣平くんの舌使いと指遣い、両方で甘く溶かされたわたしの脳は、簡単に絶頂を迎えた。
「っぁああっ…いく…っ」
ビクッ…
大きく身体が痙攣し、ガクガクと足が震えた。