第19章 ハッピーバースデー陣平くん ☆
じーっとソコを観察していると、ミコトのナカからくぷ…と音を立てて愛液が溢れ出た。
「触ってないのに、溢れてきたぜ?」
「っ…いじわる…」
言葉攻めをすると、トロトロの液がもっと溢れて来る。
それを指で掬い上げたあと、ひくつくミコトのアソコに指を挿入すると、俺の指はずぷずぷとナカに飲み込まれていく。
「っあぁあっ…ぁ…あぁ」
あっという間に中指を根本まで咥え込み、さらにはナカでぎゅぅと指を締め付けてくる。
ヤバい…挿れたくなってきた。
と、自覚した頃には俺はミコトの脚を押し開いて自分の肉棒を入り口にあてがっていた。
「じ、んぺ…く…」
「ミコト…悪い。我慢できねぇ」
ごめんと謝れば何でもありだ。
俺はミコトの入口に押し当てた肉棒をゆっくり前へと突き出した。
ズプッ…ズズズ…
「っああっ…ぁ…」
「っ…ミコト…」
ナカに入ると、肉壁が逃がさない…と言う風に押し寄せてきて、快感で思わず意識を飛ばしそうになる。
「ミコト…ミコト…」
「んっ…ん?なに?」
「呼んだだけ。ミコト…」
ミコトの名前を呼ぶと、とくんと胸が鼓動する。
それが妙に心地よくて、俺は隙あらばミコトの名前を呼びながら頬を撫でた。
「ミコト…。っ…ミコト…」
「っあ…じんぺ…く。
聞いて?」
「ん?」
「お誕生日、おめでとう…」
「あぁ。サンキューな」
「陣平くんが生きてるだけで、幸せ…
来年も、一緒にお祝いできたら、もっと幸せだよ…」
「っ…可愛いこと言ってんじゃねぇよ…」
そう言って俺はミコトの腰に手を添え、腰を大きく引き、強く打ち付けた。
ズパンッ…
「あぁっ…」
「っ…気持ちいい?」
「あっ…ん。きもち…もっと奥…して?」
「あぁ。
ミコト…好きだ。
お前を置いて、死なねえよ」
そう言ってミコトの手を強く握りながら、ゆっくりと最奥まで腰を突き立てた。