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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第15章 メイド服を着たカノジョ ☆




そしてステージを見ると、あっさり2人手を繋いで、見つめ合ってやがる。

そこまでして、ビュッフェタダ券が欲しいのか?!
萩原ぁ!お前の妹はよ!!


ええっ?!俺?!と、天国の萩原も驚いているだろうな。
俺のこの見境なくキレ散らかしている様に。


嫌な予感というものはこうも的中するものか、会場の挙手の数はまたしてもミコトたちがナンバーワン。

もうすっかり優勝候補となった2人は、まさかの決勝戦へ進出した。


「おい…連れて帰るぞ…」


ゆら…と立ち上がった俺を、零が慌てて止める。


「まあまあそう焦らない」


そんな悠長なことを言う零だが、俺たちは次の司会の言葉に耳を疑う羽目になる。




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