第14章 桜の木の下で　☆

松田side


陣平くんの顔見ながらしたい

そんなことを、頬を紅潮させながらはあはあと熱い息を吐いて言うミコト。

俺は即座に後ろから挿れていたモノを抜くと、ミコトの身体を前に向かせ、蜜壺の入口に自身をあてがった。


「俺も、お前の顔見ながらするの、好きだ」

「え…」


そう言ってミコトを油断させておいて、一気に奥まで挿入したとき、ミコトの身体が弓形に跳ねた。


「あぁあっ…」


ミコトの胸が目の前でユサ…と揺れ、俺は思わずそれを手で掴んだ。

くに…と俺の指の間から溢れそうな柔らかい胸。

全部食いたい…

そう思いながら、無心で腰を振りながらミコトの胸の突起に吸い付いた。

ぢゅ…


「んぁあっ…ぁん…」

「ミコト…っ…ぁ」


俺から小さく吐息が漏れると、ミコトは俺の頬を小さな手で撫でる。


「きもちいい？陣平くん…」

「っ…決まってんだろ…」


頬に添えられたミコトの手を握り、ミコトに胸を撃ち抜かれながらそう返すと、俺はやられっぱなしは気に食わなくて、もっとミコトを感じさせようと腰を大きく振った。

けれどそれは諸刃の剣で、ミコトを感じさせようとすればするほど、自分の快感も増幅していく。


やべぇ…出そう…

腰を振りながらそう思った時


「陣平くん…ッ…
いきそ…一緒にイきたい…」

「っ…あぁ。一緒だ…」


そう言ってミコトの手を握り、手の甲にキスをしながらラストスパートをかける。


ズッ…ズプッ…ずぶっ…



「あっぁあぁッん…い…くっ」

「っ…ミコト…」


イク瞬間、俺はミコトの唇を奪った。
そして、びゅ…とミコトのナカにゴム越しに精液を吐き出した。