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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第14章 桜の木の下で ☆




突然わたしの視界から陣平くんが消え、思わず声を上げる。


「や…じ、陣平くん?」


狼狽えているわたしのお尻を突き出させ、そのまま陣平くんのモノがわたしの身体を後ろから貫いた。


ズズズズッ


「ひっ…あぁあ…」


突然襲ってきた質量に、思わず声を上げて目の前がチカチカした。


前から抱かれる時は、陣平くんの意地悪に優しく微笑む顔を眺めるのが好きで、そんな顔が快感で歪む瞬間を見つけると嬉しくなった。

後ろからするときは、陣平くんの顔は見えなくて、ただ性器がいやらしく擦れる音と、陣平くんの荒い息遣い、たまに漏れる吐息混じりの声だけが耳に届く。


「っ…く…」

「じっ…んぺ…」

「んー?…っなんだよ」


陣平くんは少し低い声で返事をすると同時に、腰をホールドした状態でわたしの奥まで突いた。

ズプッ


「ひあっ…ぁ…」


後ろから突かれていると、まるで陣平くんに犯されているような気持ちになる。
犯されているのに、気持ちいいと感じるわたしは変なのかな。


でも、陣平くんの顔が見たい。
今、わたしのこと抱いているのがちゃんと陣平くんだって実感したい。


そう思いながら、わたしは後ろから猛攻を続ける陣平くんに縋る。


「じんぺ…っ…く
前からしたい…」


わたしのその提案に、陣平くんが優しくわたしの髪を撫でながら聞く。

「後ろから、気持ちよくねぇか?」

「っ…気持ちいい…っけど…」


気持ちよくないわけがない。
なんなら、気持ち良さだけで言うと、後ろからの方が感じてる自分がいる。


だけど


「陣平くんの顔見ながらしたい…」



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