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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第13章 ニューイヤー ☆




言われるがまま、ミコトの唇を奪うと、だんだん俺の興奮が高まってくる。

やべ…さっきは、冗談混じりにお前を食い初めるなんて言ったが、あながち冗談じゃなくなって来た。

俺の頭が追いつく前に、俺の手はゆっくりとミコトが着ていたコートを脱がせ、スカートに入れていたニットを外に出すと、その隙間からゆっくりと手をミコトの身体に滑らせた。


「ひあっ…陣平くん、手つめたい!」


びくっと身体を揺らして怒るミコトをよそに、俺はお構いなしにミコトの胸を手で柔わりと揉んだ。


「あっ…陣平くんの…エッチ」

「エッチで悪いか?」


開き直りながらミコトの胸にある突起を指でツンと転がすと、ぷく…と大きくなるそれ。


「お前だって、十分エッチじゃねぇか」

「陣平くんが、触るからでしょ…」


この期に及んでそんな強がりを言うミコトを負かしたくて、俺はミコトの耳元で息を吐きながら耳を舐めた。


「お前を食べたい」


そんな直接的な挑発に、ミコトはボッと顔を赤くした後、俺にぎゅっとしがみついて言った。


「食べるなら、ベッドがいい…
抱っこして連れてって?」

「しゃあねぇな」


ワガママのうちに入らないミコトの可愛いおねだりに、内心はやくめちゃくちゃに抱きたい気持ちを必死に抑え、俺はミコトを抱き上げてベッドまで連れて行った。


俺に「抱っこ」されたミコトは、嬉しそうに笑って俺の首に腕を回してしがみついた。

たまに思う。
どうしてミコトは俺をこんなに好いてくれるんだろうと。

そのぐらいミコトは俺がやること全部喜んでくれる。
そんなミコトが、俺は何より大切な存在になっていた。


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