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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第10章 愛してるなんて ☆




松田side


ミコトを抱いた後、処理を済ませてベッドに戻ると、ミコトはじーっと俺を見つめて来た。


「なんだよ…」

「陣平くん、気持ち良かった?」


小さい子供が、子供ってどうやってできるの?って聞いてくるみたいな純粋な目で、俺に先ほどのSEXの感想を聞くミコト。


「っ…言わせんなよ」

「そんなに気持ち良くなかったってこと…?」

「バァカ!良かったに決まってんだろ…
俺は普段はもっともつんだよ…」

「?もつって?」

「…だから!お前のナカが気持ち良すぎてすぐイッたんだって!」


と、思わずミコトの頬を手でむにゅ…とつまみながら、俺は言わなくてもいいようなことまでミコトに言ってしまう。


「ったく…余計なことまで言わせやがって…」


そう言いながら頭を掻くと、腕枕をしてやってるミコトは、嬉しそうに俺の身体にしがみついてきた。


「陣平くん、だいすき」

「…身体、平気か?つらくねぇ?」


全く優しくできなかったしな…
しかも今日は絶対手を出さねぇ、清いデートをすると誓っていたはずなのに…
自分の余裕のなさに反省しながらミコトの髪を撫でてやると、目を閉じて気持ちよさそうに俺の手の感覚を感じるミコト。


「へいき。もう一回したい」

「は?!」


正気か?!とミコトを見ると、ミコトは至って真剣に言っているようだ。


「陣平くんと、ずっとエッチしてたい」

「…お前、天国のにいちゃんが泣くぜ…?」

「泣くかな…?」

「間違いなく泣いてるね。
俺のミコトを陣平ちゃんが汚したーとか言って怒ってそう」

「陣平くんになら、いいって思ってるよ。お兄ちゃん」


ミコトはそう言って笑った。


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