第9章 俺のだ ☆
その瞬間、わたしはハッと思い出す。
上のノーブラはもはや仕方ない。
けど、下は全然可愛くないショーツ!
「だっ、だめ!!」
「なんで?」
「だって…下着…可愛くないんだもん」
そう言って陣平くんの目を見て訴えたけど無駄だった。
陣平くんは問答無用でわたしの着ていたスウェットを全部脱がせ、上に乗った状態でわたしを見下ろした。
「どうせ、全部脱がせるから」
そう言いながら、裸になったわたしの胸元にゆっくりと舌を近づけ、ぴんと勃ったピンクの突起に陣平くんの舌が這う。
クチュ…
「っあ…」
卑猥な水音と自分の声が反響したみたいに自分の耳に届く。
潰すように舐めながら、陣平くんはじっとわたしの目を見た。
わたしは思わずパッと逸らしながら顔を両手で覆う。
「何で逸らすんだよ」
「だって…恥ずかしすぎる」
「こっち向け」
大好きな陣平くんの言うことには結局逆らえない。
わたしは顔を真っ赤にしながら、ゆっくりまた目線を陣平くんの視線に重ねた。
「いい子だ」
陣平くんは少しだけ意地悪に微笑んで、わたしの胸を舌で弄りながら、右手でわたしの太ももの裏を撫でた。
「あっ…」
ピクンと思わず身体を反応させたわたしを嘲笑うかのように、陣平くんの指がわたしのショーツの上から割れ目をなぞった。
「や…ぁっ…」
クチュ…と音がするぐらいもう既にぐしょぐしょになっているソコを、陣平くんの指が這う。
「ミコト…可愛い」
「っ…あ…」
耳元で、可愛いと言うなんて、そんなレベル高いことするタイプだった?