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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第9章 俺のだ ☆




コンビニでメイク落とし、歯磨きセットに、化粧水乳液セット、さらにショーツまで購入した。

コンビニの店員さんに、急遽お泊まりすることになったのが、バレバレのラインナップだ。

せめてものカムフラージュと思い、アイスバーをひとつ買ったけど、多分意味ないな…

レジをしてくれる店員さんの顔が気まずくて見れず、わたしは逃げるように買い物を終わらせるとコンビニの外に出た。

買ったアイスバーを袋から出し、ペロリと舌で舐めたとき、陣平くんがわたしの頬をつねりながら言う。


「あー。お前、アイス買うなら二本買えよ」

「陣平くん、カレーいっぱい食べてたからお腹空いてないと思って」

「俺にもひと口くれ」


そう言いながら、陣平くんはわたしがアイスバーの木の棒を持つ手を握り、そのままわたしの手を陣平くんの口元まで移動させた。


わたしが舐めたアイスを上から陣平くんの舌が這い、思わずドキッと胸が高鳴る。


「お。うめぇな。これ」

「…間接キスじゃん」

「間接どころか、がっつりしただろ。さっき」

「ま、まぁそうだけど…」


そんな、恥ずかしげもなく言わないでよ!

そう思いながら、陣平くんが舐めたアイスを、またわたしがぺろ…と舐めた。

さっきより美味しい気がするわたしは、色ボケしてるのかな。


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