第7章 三角関係

side場地

俺から提案してなんだけど、東堂の下着姿の破壊力やばい。くそエロい。今まで女の下着姿なんて見た事ねえし正直脱いでくれると思ってなかった。もう俺の下半身は抑えらんねえくらい興奮してて…。

『んっ。圭介くん…っ。おしりに…硬いの…』

だけどなんも知らねえこいつが可愛くて。
いじめたくなるんだよな。

｢何が当たってるって？｣

聞いても分からないって知ってて聞いた。

『…だ、だからこれだってばぁ…！』

へ…？なに…？
俺の圭介くんいま…東堂に触られて…！

｢ん…っあっ！ちょ、ちょっ待って！｣

まじやべえ…出るかと思った…。

｢おい場地！なにしてんだテメェ！｣

『た、たかちゃんもこれ熱いの…なに…っ』

三ツ谷の体がビクンと揺れた。お前もやられたか…

｢お、おい…！ん…っ｣

『だってなにこれぇ…2人とも意地悪しないでっ』

知らないって罪だよな…。
お前に触られて悪い気なんてしねえけどさ。

｢なあ東堂。裸同然の格好で男とベッドってどういう意味かわかってる？わかんないよな？教えてやろうか…？｣

『けい…すけくん…？』

そのまま東堂の首筋を舐め上げた。
AV見ててよかった…。これで合ってるよな？

『んはっはぁっんんっなに…これぇ…っ』

東堂のこんな声が聞けるなんて思わなかった。最高に興奮する。たまんねえ。

｢んあったかちゃ…！いやぁっ…はぁんっ｣

三ツ谷に背中を舐めあげられてビクンと揺れた東堂の体が俺にピッタリくっついた。えーーーっろ。

｢こういうことだからな。嫌だったら気をつけろよな。｣

三ツ谷の言葉に東堂はムッとして

『い、嫌じゃないもんっ！もう寝るっ！』

何でこういうとこで強がるかな…。
危うくその先をしそうになったけど、さっきの出来事が嘘みたいにｽｰｽｰ寝息を立て始めた東堂。寝込みを襲うほど悪趣味ではない。

やっぱこいつには適わねえなあ。