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聖夜はアナタの好きにして【鬼滅の刃/上弦の鬼短編】

第3章 あまい毒牙/童磨



低く甘艶に耳元で囁いては耳もホイップを塗られて舐られる。じゅるじゅると啜るような音に、胸をまさぐられる感覚も交じってびりびりと甘い電流が走った。
それでも、まだ欲しいって感覚が体を捩らせる。

「はぅぅ...!」

「あぁ、いいね…!そろそろ、ずらしてあげよう。布の上からでも食べて欲しそうにしてるからね?」

チューブトップの中央に指をかけられて焦らすようにゆっくりとさげられ、纏うモノを無くした乳房はふるりと震えた。


「あっ...!言わないで、恥ずかしい!...ああっ…!」

クリームの冷たい感覚とイケナイ事をしているような感覚で触れただけで媚声が漏れる。
直後に来た生暖かいザラザラしたものが胸の先端を這う。
繊細に感じるところを這う舌先だけで、もう達しそうなくらいにわたしの全てがおかしい。

「おや?一度イッちゃおうか?」
「あぁ!!ダメ!いっ.....!」

じゅぶじゅるじゅぱじゅぱと卑猥な音で耳も胸先の感覚も快楽で狂わされて、体の奥底からせり上がったものが目の前で火花のように弾け散った。

「はぁ…はぁ…」

童磨さんの肩口に自分の顔を押し隠して、息を整えていると宝物を扱うような手つきでゆっくりと押し倒された。

「可愛い.....。胸だけでイッちゃった?」

官能的な声の眼差し、こんなに綺麗で、わたしだけが見られるこの人の姿なんだと思うと胸がきゅーっと締まる。

「可愛い俺だけのサンタさん?下も気持ちよくしてあげる。」


お酒交じりの深い口づけで貪り合いながら、童磨さんの手にスカートをたくし上げられて、ショーツの布の線をねっとりとなぞる。

「んん.....!ふはっ...んふっ.....!」

そっと薄目をあけてあなたの目を見る。
美しいオスの獣。雄々しく余裕のない表情が堪らなくかっこいい。

「どうま...、どうま...」



どうしてこんなにかわいいんだろう。
いじめてやりたいけど、下僕みたいになってマキちゃんが支配感に戸惑うのを見ているのが堪らなく良い。
そうやって、奉仕してあげて気持ち良くなってるこの子がすっごくエロいんだ。


キスをしながら、下の大事なところを触ってやると、この子もこの日のために選んで履いてきたんだなってわかるような、面積の狭いショーツにテンションが上がる。
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