第16章 延長
夜中に内湯を上がって、適当に身体を拭いてそのままベッドに入って。
私はイきすぎて何度も気を失ったけど、健吾さんは朝まで私を犯し続けた。
何度も何度も膣内に射精されて、終わった後もしばらくおまんこが閉じなかった。
さすがに二人とも疲れ切って、今は浴衣姿で居間のチェアーに座る健吾さんの膝の上だ。
時計の針は丁度5時を回ったところ。
「チェックアウトまで寝て、湖でも見てから帰りますか?」
健吾さんのたくましい胸板に身体を預けながら聞いてみた。
「…仮眠はしたいですけど…。志保さん、チェックアウトしないで、もう一泊できるんですけど、どうですか?」
「え、もう一泊って?」
私の左手に、健吾さんの左手が重ねられる。
「実はおれ、明日も夏休み取ってて、この部屋も2泊で抑えてあるんです」
重ねられた手が、きゅっと握られた。