第13章 夢幻
おしりを突き出した格好のままの私の後ろに、彼が膝立ちになるのをぼーっと見つめる。
ああ、ようやく、来てくれるんだ…。
これから訪れる瞬間を夢想して、それだけで顔がにやけて、おまんこは期待に震える。
「志保さん、今度こそ、止まりませんからね…」
「うん、来て…」
私は首だけで振り向いて彼を見つめながら、手に持ったままのスマホの電源を落とす。
これでもう、邪魔は入らない。
朝から散々焦らされて、夕飯前にイき狂わされて、それでも膣内は不完全燃焼でまともにイけてなくて…。
彼の大きくてたくましい両手が私の腰をがっちり掴んで、おまんこに押し当てられた巨大な亀頭がめりめりと膣道を押し広げて侵入してくる。
「お、おおおおっ、んふぅうっ♥ きたぁあ…っっっ♥♥♥」
待ち望んでいた圧倒的な挿入感に、入れられただけでイッてしまった。