第12章 電話
『急に焦ってどうしたんだい? ああ、そういえば美術館もあったな、有名なの。両方行ってきなよ』
前も、後ろも、もうどっちがどう気持ちいいのか分からない。
電話をしながら、聞かれちゃいけない声が聞かれてるっていう興奮で頭がパンクしそう。
「うん♥ 両方イくからっ♥♥ ごめんなさい、もう切るねっ、おやすみなさい」
旦那の返事を待たずに、有無を言わさず通話終了。
「ああああっ、イくっ♥ イくイくイくイくっ、イッ…っっっ♥♥♥」
電話を切った瞬間、絶叫して果てた。
気が遠くなりそうな程の興奮。
さすがにバレちゃったんじゃ…。
一瞬不安になるけど、おまんことアナルを容赦なくかき回し続けるディルドに思考がかき消される。
「さて、それじゃ、あとはおれの時間ですね」