第12章 電話

「通話を続けて下さい。…変な声出さないように、気をつけて下さいね」



え、何するつもり…？



『いい友達を持ったね。僕もお礼を言いたいな』



健吾さんは私の胸に舌を這わせて、乳首を口に含むと噛んだり吸ったり舐め回したり、私の見てる目の前で好き放題に悪戯を始めた。



「…っ…ふ…♥ ……っ♥」



『どうかしたかい？』



「ん…、んうん、何でもないけど、ごめんなさい、今ちょっと聞いてなかった」



健吾さんは反対の乳首も同じようにしゃぶりついて、私をいじめてくる。



『僕もその友達にお礼を言いたいんだけど、今そこにいるのかな？』



「……っ♥ ……んっ…♥ ……ふっ♥」



あの人が電話の向こうで話している間、顔を電話から離して、必死に嬌声を我慢する。