• テキストサイズ

女神の劣情 ~偽りの新婚旅行~

第6章 環視





「ごめんなさい。これ以上、志保さんのエロい姿を誰にも見せたくないんです」



それって…。



「おれがあの人たちに見せるように言ったのに、急に嫉妬心が抑えられなくなっちゃって。…我儘でスイマセン」



女湯の近くまで来たところで、ようやく足を止めて、私の身体を離してくれた。



「ううん、ありがとう。…私も、見られるのは健吾さんだけがいいです」



彼の身体を他の女の人が見てたとしたら、私だって嫉妬しちゃう。



胸の前で自分の左手の指輪をそっと撫でながら、私は彼を見つめた。



「だから、旅館に戻って、いっぱい愛してくれますか…?」



「ええ。余計なことは一切無しです。帰るまで、志保さんのこと、愛し尽くしますから」



/ 67ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp