第5章 温泉
「大きいですね。それで随分女の人泣かせてきたんじゃないですか?」
適当に愛想笑いで返すけど、このままここにいたら危ないかな…。
「お、ねえちゃんいけるね。なんなら試してみるかい?」
目線がイヤラシイ。
顎が半分浸かるくらい、身体を深く沈める。
「おれの妻に妙なことを言わないでくれませんか」
「健吾さんっ」
よかった、健吾さんがきてくれた。
湯煙の奥から、石像みたいに引き締まったムキムキの身体と、バキバキに勃起した巨大なおちんちんが現れた。
「「……!?」」
タツさんともうひとりは唖然とした表情で言葉を失っている。
ふふん、どうよ。
すごいでしょ、私の旦那様。