第1章 妹の彼氏に犯されて

　目元の涙を舌で拭ってくれたかと思えば、私の大事なところに指を這わせて遊んでいる真人くん。もどかしい刺激に下腹部がきゅんと疼いてたまらない。
　攻めるのも焦らすのも上手とか反則じゃん……！

「俺の名前をちゃんと言えたら今度は──クンニ、してあげる」
「っ！……うぅ……」
「あー泣かないでお姉さん。そんな顔されたら……もっと苛めたくなっちゃう」

　ぐちゅり

「あっ！　あ！　指ぃ！」
「お姉さんが可愛いからマンコに指一本入れちゃった」
「ぁ、そこぉ……！」
「ここいいんだあ。もっとシてほしい？　お姉さんは体が欲しがるまま、返事したらいいんだよ。ね？　ね？　簡単でしょ？」

　もう何も考えられなくて。もっと感じさせてほしい。ただそのことだけを考え、無意識に……首を縦に振ってしまっていた。
　これから与えられる快感を想像しただけで、きゅっと中が締まる私を見て、真人くんはとても満足そうな笑みを浮かべている。
　もうだめ……もっと、もっとしてほしい。もっと強い刺激で、私の体を満たしてほしいの。

　私の中を抜き差しされる男らしい指。その感覚を味わいたくて……逃がさないよう、無意識に中を締めつける。

「まだ指一本なのにすんごい絞まってる」
「アッ！　ふ……んっ、んっ」
「今、誰の指がお姉さんのマンコに入ってる？」
「あっ、真人くん……！」
「お姉さんをこんなに喜ばせているのは誰？」
「真人くん！」
「誰にクンニしてほしい？」
「真人くんっ！　んああっ！」

　じゅっ　じゅる

「大洪水だねぇ」
「そこ、で、しゃべんないでえ！」
「はーい。しゃべらず舌を動かすね」
「あひ！　っああ……い、あ！」
　
　私の股に顔を埋めた真人くんは、愛液でどろどろになった私の秘部を犬のように舐め始めた。ずっと欲しかった、けど強すぎる快感に私は真人くんの頭を掴んで押し返そうとするが、びくともしない。
　気持ちいい！　こんなに気持ちいいの初めてだよぉ……！