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【R18】妹の彼氏に犯されて

第1章 妹の彼氏に犯されて


「春佳がこれなくて悲しいですか? それとも──嬉しい?」
「ちょっと入ってこないで!」
「春佳に見られたかった? お姉さんは見るのも見られるのも好き?」
「変なこと言わないで!」
「きゃんきゃんよく鳴くワンちゃんですねぇ。そんなワンちゃんにはちょーっと躾が必要ですよねえ? ねっ?」
「ん、ぅぐっ!」

 先ほど彼の精液で汚れてしまったショーツを無理矢理口にねじ込まれ、思わずむせこむ。だけど彼──真人くんが大きな右手で私の口ごと塞ぐものだから、ショーツを吐き出せず、私は口の中に青臭い味が広がっていくのを堪えるしかなかった。
 う、うえええ! まずい! まずい味が口の中に広がる!

 息苦しさを感じて、自然と目に涙が溢れてくる。うぐうぐと声にならない声をあげていると、真人くんの顔が近い付いてきて私の目尻をペロリと舐め上げた。
 髪を洗ってから少し時間が経って、冷えかけた私の体。彼の生暖かい舌の感触がやけに誇張されて感じとれるのは、きっとこの冷えきった体のせいなんだろうな。
 一周回って冷静に事を考え出した私の頭は、彼が私の耳に舌を入れてきたことにより……一瞬で崩壊した。

「ん! んー! ぅぐ」
「ッハァ……急に暴れてどうしたんですか?」
「んんー!」
「ああ、もしかして……耳苛められるの好き? たぁくさん、舐めてあげるね」

 私の耳たぶを甘噛みしていたかと思うと、舌先で耳の裏を優しくなぞられ、また……耳の中に舌を入れられた。
 急に来た快感で、手にしていた桶が浴室に落ちた音が響いたが、私の聴覚を支配しているの甘い吐息と卑猥な水音だけ……それ以外は何も入っては来なかった。
 ピチャピチャと耳の中で反響するその音のせいで、脳まで支配されているような錯覚に陥る。私は彼に弄ばれているのだと、感じずにはいられない。
 だめ───だめだめだめ! くすぐったいとか通り越してる、気持ちいいとも違う、この強すぎる刺激にただただ逃げたいという気持ちが全面に溢れ出す。
 頭を振って逃げようにも私の口を塞いでいるのとは反対の左手で、後頭部をガッチリと捕まれていて抵抗できないし、彼を遠ざけようと胸板を押し返すがびくともしない。

 う、もっ……息が苦し……!
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