第4章 ☆冬の余韻((場地
「んんっ、んんーーーっ」
「っ、く…」
舌を絡めながら達すると、圭介のものが抜かれ、私の太ももに欲が吐き出された。
「超やべーな。」
「うるっさい。」
「またスカートで来いよ。」
「変態。好き。」
「知ってる。」
嫌みと共に、さりげない告白をすると、さっきとは違った、優しいキスをくれた。
逃げようと思えば逃げることができたのに、そうしなかったのは私が圭介を好きだったから。
たとえ圭介にその気がなくてもいいと思ってたけど、言葉にしてしまうとやっぱり欲しくなってしまう。
「……圭介は?」
「好きだ。」
欲しかった言葉を迷うことなくくれる圭介のことが、やっぱり大好き!
その後、部屋を換気して事後の独特の匂いを消した直後に千冬が帰ってきた。
「なんか、部屋寒くないですか?」
「コイツがいつまでも起きねぇから窓開けた。」
「ちょ!私のせい!?」
あの行為がなかったかのようにいつもの私たちに戻るけど、
私の身体はまだ熱く、余韻が残っていた。