• テキストサイズ

桜月夜【鬼滅の刃】

第9章 継子


「そこまで堂々と聞かなくても、お互い話とかしてりゃあ分かるだろ。まぁお前が派手に鈍感だから、直球で聞くのもらしいといえばらしいけどな。」

どっちなんだ、紛らわしいな。
しかし俺は自分の気持ちすらまともに理解しきれていないのに、分かる日はくるのだろうか。
だが今月城も療養中の身。ましてや継子を解消してすぐにこんなことを確認されても戸惑うだろう。あぁ、宇髄が言いたかったのはそういうことだったのかもな。

「うむ、今は様子を見よう。そのうちはっきりするかもしれんしな。」

俺の発作的なあの症状のように。


/ 322ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp