第7章 無口な彼の譲れぬ主張 ~深い愛に溺れて~
隊服を脱がす時間も惜しいとばかりに義勇が口吸いをしながら、少し乱暴に剥ぎ取っていくと
そのまま雪崩れ込むように風呂の中へ入る
石鹸を泡立てるも布ではなく、義勇の手で身体を洗われてしまう
『…あ、あん、やぁ…恥ずかし…』
「恥ずかしくない…それに前から、洗わせてほしいと言っていたはずだ」
確かに洗いたいとか、拭きたいとか、言われてたけど…けど、恥ずかしいってば!
みずきのせいではないが、やはり他の男に触られたのは許しがたかった
「今日は、譲らない。俺の思った通りにする…否は聞かない」
いつになく強引な義勇の顔を見ると
劣情と色気でとんでもない魅惑的な表情をしていて
思わず秘所を濡らしてしまう
義勇は知ってか知らずか、胸と秘所を同時に洗いだす
『…んぁぁ、や、一緒に触っちゃ、やぁんっ!』
「…否は聞かないと言った。それに、こっちは濡れているようだが?」
くちゅりと泡ではない粘着質な音が耳に響き
胸の飾りを指で弾かれ昂らされ
みずきは軽く達してしまう
「…嫌がってる割に、すぐ気をやったな。まだまだこれからなのに、保つのか?」
熱を帯びた瞳をしながらも、すました顔で小首を傾げながら言い放つ義勇に
身も心もぶるりと震えてしまう
今日、私、義勇さんの好きにされちゃうんだ…
…何、されちゃうの?
途端に蕩けた表情になるみずきに
「…理解したようだな。今日は寝るのも、失神も許さない。…俺無しではいられなくなる、覚悟をするといい」
ーーー
風呂場で媚声を散々響かせ、何度も達し
逆上せる手前まで弄られた後
敏感になった密口に義勇の指が差し込まれ激しくかき混ぜられる
たまらずまた盛大に果ててしまい、初めて潮を吹いた
プシャッと勢いよく出たそれに
みずきは何が起こったのか分からず目を見開く
「…潮を吹くほど、気持ちが良いのか?」
『…潮?粗相じゃ…ない?』
恍惚な表情をしながらも理解が及ばず、戸惑うみずきに
「…せっかくだ、全て出し切るといい」
ニヤリと口端を上げ、義勇の顔が秘部に近付く
そのままされたら義勇の顔にかかってしまうと
焦るみずきを尻目に
見せ付けるように無遠慮に指が密口をかき回し、舌で陰核や尿道を責めて追い討ちをかける