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目眩く一時 ~刹那の情事~

第3章 甘い匂いをもっと近くで





『え、分かる?肌に良いクリームをぬってるの。それにさっき言ってた香油も。』

「はい、普段はみずきさん、そういうのつけないから。だから、今日は一緒にいてすごく良い匂いがして…正直、ずっとウズウズしてました」


しのぶさん、すごいです

我慢強い炭治郎君をも、落とす香油とクリーム

これは女性に人気出そうとか考えてると

「どうしたんですか?」

と不思議そうに聞かれ

『何でもないよ』

と答えた後

『…炭治郎君に喜んでもらえたなら頑張った甲斐があるよ』

嬉しそうに微笑む

「…じゃあ、香油もクリームも俺と二人だけの時につけて下さいね?」

甘えながらも強引さを感じる表情に

『うん、分かった』

答えながら、心臓がきゅっとした



睦言を交わしながら、その日はゆっくり外泊した



あなたの甘い匂いをもっと近くで…






ーー後書きーー

長ーい、炭治郎君、長ーーーい!

すみません、我慢強い炭治郎君はなかなか裏にもっていきづらく長めになってしまいました。

こんな優しいけど、Sっぽい炭治郎君でも大丈夫でしたでしょうか?

途中、敬語とタメ語が混ざりますがそれは炭治郎君の気持ちの昂りって感じで受け止めて頂ければ幸いです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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