第12章 高貴な方の唯一無二の支え~スルタン~後編
『…ふっ…っ…くすぐったい…です』
「……ゆっくり愛でているだけだが?」
笑われたのが気に障ったようで
いきなりドレスの上から胸の飾りを摘まれてしまう
『…あぁっ…!』
少し大きな声が出る
「…良い声だ、もっと聞かせてくれ」
胸の飾りを指で遊びながら
もう片方の手が背中をなぞると
前も後ろも触れられ
思わず、仰け反り悩ましげになってしまう
『あっ…ぁっ…んっ!』
「まだ、撫でているだけだが…可愛らしい反応だな?」
元々【気】の相性が良いから
敏感に反応してしまうのを分かっていて
反応を楽しまれている現状に
まるで弄ばれてるような感覚で羞恥心を刺激される
『…意地悪、です…義勇様ぁ…』
涙目になりながら、訴えると
「…意地悪はどっちだ?……分かっていて先に湯浴みをした罰だ」
ドレス越しにあちこち撫で回され
媚声を漏らしながら、我慢出来ずに足を擦り合わせてしまう
「……下も触れてほしいか?」
胸を可愛がっていた指が下に降りてきて
足のつけ根の際どいラインをなぞる
視線も下に注がれ、理性の限界を感じる
『…やぁ、もう…許して…下さい…っ』
「…聞いた事とは違う答えだな」
あくまで質問にだけ答えろという
義勇様の圧を感じ
『…し、下を…直接、触って下さいっ…』
振り絞るように答えると
「…いいだろう、存分に感じるといい」
高価なドレスを剥ぎ取るように扱う義勇様に
一瞬、焦り冷静になるみずきだが
いきなり、舌で秘所を舐め上げられて
『ひぁぁぁんっ…!?』
悲鳴のような媚声が出る
「少し舐めただけで、スゴイ声だな」
くちゅりと音を立てて、指が花芽をなぞり
中にゆっくり飲み込まれる
出し入れを繰り返しながら、花芽を舌で可愛がられ
そのいやらしい唇に
ジュルルッと吸い上げられてしまう
性急な動作に翻弄され、何も考えられないみずき
あまりの激しさにそのまま気を失いそうになり
『……っ義勇様…、ダメェ…も…イッちゃ…うっ』
何とか伝えるが
「…存分に感じろと言ったはずだ」
やめる気はまったくないようで
追い打ちをかけるように激しく花芽を吸い上げ
中を指で掻き回され
『…あぁぁぁぁぁんっ!』
呆気なく昇天させられてしまった