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目眩く一時 ~刹那の情事~

第1章 無口が放つ最高の殺し文句



その可愛らしさに

色香を含んだ恥じらいの表情に魅せられて

義勇はため息混じりに深呼吸をする

「…さっき、余裕がないと言ったはずだ。あまり煽ってくれるな。優しく、出来なくなる」

『…?』

「ゆっくり、入れるぞ」

いつの間にか、秘所に熱い滾りを押し付けられ

思わず身体に力が入るのを

義勇は口吸いと愛撫でまぎらわせる

そして、少しずつ義勇自身が侵入する

『~…!』

あまりの圧迫感に涙目になりながらも懸命に受け入れようとするみずきに

「…っ痛い、な。すまない…止めるか?」

と、自分に余裕がないのにみずきを気遣う義勇

本当に無理矢理したくはないと、痛いほど伝わってくる

するとみずきは嬉しさに涙を流しながら

『痛くても、大丈夫ですっ…もっと、奥に義勇さんを…感じたいです』

義勇は目を見開き、一瞬息が止まった

「…承知、した。もう、止めないぞ」


貪るような口吸いをしながら

半分くらいまで入っていた滾りを一気に最奥へ捩じ込んだ


みずきは思わず

『…んぁぁぁっ!…うぅっ!』

と、大きい声が出た

余程、痛かったのか回復の呼吸を使い痛みを逃がしていた

「…痛かったな、よく頑張った。全部、入った」

『ん…、確かに、苦しいですが…幸せです』

すり寄ってきて甘えるみずきに義勇は

「俺も、今までで1番、幸福感を感じている」

と幸せそうに微笑んだ

みずきはその表情の破壊力に下腹部が反応しキュッと締め付けてしまう


「…くっ、締めすぎだ…保たないっ」

『んんっ…ごめんなさ…』

「…っ…少しずつ、動いていいか?」

『………ゆっくりなら…』

「…承知した」

遠慮がちにゆっくり義勇が腰を動かし

それに合わせてみずきの身体もビクリと反応する

『…ん、あ、あぁっ…』

探るように腰を回しながら、挿抜を繰り返すと

『やぁぁんっ!』

同じ場所に反応するのを確認して

「…ここがいいのか?」

と、同じ箇所を擦るように動かす

『…やぁ、そこ、だめぇっ!』

己の限界を感じ、義勇の腰が早くなり

『んぁぁっ…やぁ、あぁぁん!!』

「…っ…くっ!」

みずきは一際大きな声を上げて達し

義勇はその締め付けに耐えられず、急いで抜き腹に欲望を飛び散らせた



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