社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第6章 君の謎
彰「(おや?).......そうだったらあの子の女としての人生は、まだまともだと思うんだけどね〜。」
裕「そうねぇ。・・・あの子のタイプは尽くす型だと思うゎ。
特に何も無かったらずっと一緒で、結婚して子供を産んで....
一生1人の男と幸せに家庭を作るタイプね。」
彰「そういう男が学生時代にでもいたら、今頃は結婚してるか、そうじゃなくても、その男のところでこの辛い仕事を癒して貰ってるでしょうにねー。」
裕「あの子の内面をもっと知ったら、男は離れられなくなると思うゎ。
現にあの諏訪部さん達は、もう少し若ければ、母ちゃんと結婚してなければ俺が椿姫ちゃんと結婚して支えれたのにーってたまーにお店でグチグチ言ってるゎ。」
ぺ「.....椿姫は今まで異性と付き合ったことはあるのか?ペロリン♪」
カ「・・・・・・・(さすがにいるんだろうな)」
彰「多分いないんじゃないかしら?
今の仕事の状態だと、彼氏どころか出会いも無いし、
付き合った人数とか聞いた事ないけど、
でも彼氏の話を聞いたことはないゎね。
・・・それに、忘れられない男がいるって言ってたし。」
『...何の話をしてるんですか?』
そこで常連集団のカラオケ注文から抜け出してきた椿姫が戻ってきた。
彰「あら、お疲れ様。またあの割り箸お札の扇子やったの?」
『やーったよー。もう、段々本数増えるから、手に持ちづらい!
今回10本だよ!10本!!
最後はちゃんと全部返したよ。私、従業員じゃないからチップとかいらないもん!』
裕「みなさんその椿姫ちゃんの割り箸お札扇子も楽しみにしてるのよー。
あの裁きは見事よー。」
『それはどうも。結局5曲も歌っちゃったよ。』
裕「椿姫ちゃんが来てくれたから嬉しくなったのね〜。
本当、うちのお店で働いてくれないかしら?」
『・・・やめとくよ。裕子ママの仕事ほとんど取っちゃうだろうし、今の仕事上ここでも働くのは無理だよー。
悪いけどね。』
裕「残念ねー。
あ、椿姫ちゃん。はい、お酒。喉乾いたでしょー。」
『あ、裕子ママ、ありがとう。』
椿姫は裕子ママから渡されたお酒を飲む。
『・・・・・それで、何の話をしてたんですか?』