社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第6章 君の謎
話をしながら飲んでる最中に常連チームがカラオケで曲を入れる。曲が流れてきたら椿姫は諏訪部たちに声をかけられた。
諏「椿姫ちゃん!悪いけど1曲歌ってくれないか?
コイツ(別の常連)がそろそろ帰らないと母ちゃんに怒られるって言っててな、でもーせっかく椿姫ちゃんにここで会えたから1曲聞きてぇって言って聞かないんだよ。
だから頼むよ。」
『はぁー・・・カタクリさん、ペロスペローさん、すいません。また席外します。
ごめん。彰子ママ、ちょっとよろしく。』
彰「えぇ、良いわよぉ!1曲と言わず2、3曲歌っても良いんだから〜。」
『フフフ、ありがとう。
裕子ママ、マイクちょーだい。』
裕「はいはい、マイクね。どうぞ。」
椿姫は歌いながら常連チームに近寄って行く。椿姫を見送りながら、カタクリは疑問に思ったことを彰子ママと裕子ママに問いかけた。
カ「椿姫は、ああやって他の客のリクエストに応えてるのか?普段から。(くそっ、また行ってしまった)」
裕「えぇ、このお店に来はじめて数回で、ストレス発散だって言って歌いはじめたらそれが見事で。笑
あぁ、凄く上手いって訳じゃなくて、感情も何もかもぶつけてくる、その歌詞に合った表現をするから...こっちも気持ちよくなるくらいね。」
彰「そうねぇ。。。椿姫ちゃんは憑依型の歌い方をするわね。まるで自分の曲の様にって言うか、その歌手になりきってるけど、痛いなりきりじゃないわね。」
裕「そうよね。だから皆椿姫ちゃんに1曲歌ってもらいたくて、勝手に曲を入れるわ。
椿姫ちゃんね。若いのに昔の曲も最近の曲も何でも知ってるのよ〜。一時期あの常連さんたちがこれは知ってるか?この曲はどうだって、入れ合い合戦してたわね〜笑
...結局、全て椿姫ちゃん歌い上げちゃったから、もう、下を巻いちゃって。。。笑」
彰「サービス良し、接客良し、力量も、心意気も人当たりも良い。」
裕「優しいし、思いやりもある。痩せちゃったけど、見た目も悪くない。優良物件だとは思うんだけどね。。。」
カ「(人気なんだな).....さぞかし、モテるんだろうな?」