社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第5章 謎の多い会社
ぺ「カタクリ、私は少し周りを見てみるよ。ペロリン♪」
カ「あぁ、俺はもう少し、従業員の接客を見ている。」
ペロスペローがカタクリと離れ、店外の周辺状況の調査を始める。
カタクリは店内をしばらく見ていると、迷っているのか、それとも商品を決めたのかと勘違いされた従業員に声をかけられる。
別にそんな気はしていなかったのだが、その声かけに反応した椿姫がバックヤードから出てきた。
『いらっしゃいませー!お次でお待ちのお客様、こちらで対応...させて......あ、あ、あ、、、えぇっ!なんで、あ、
お、お、お、おはようございます。お疲れ様です!!』
最初椿姫は素晴らしい営業スマイルで出てきたが、カタクリを見た途端に一気にあわて始めた。
そんな中、カタクリはツバキに声をかける。
カ「(っ!・・・コイツは!!)
君は確か、4年程前に店長会議で店を立て直した経験を発表した・・・國生 椿姫...だったか?」
『そうですが、、、え、覚えていたんですか?!』
カ「あぁ、あの発表を聞いた他店の熱心な店長たちがやる気を持ち始め、君に負けない様にと店の運営やスタッフ教育に取り組み始めた。その甲斐あってか、ほとんどの店舗で少なからず売上が上がったり、スタッフ同士の中がさらに良くなるという、店とってプラスになることが起きた。
これは一重に君の発表のおかげだと思っている。」
『あ、そうなんですね。
でも私は本当に何もしてないですよ。ただ立て直したってだけであの場に立っただけですし、こんな若い小娘が偉そうに自分の武勇伝を語ってる、としか思えない内容だったと私は思ってます。』
カ「そんなに卑下する必要ない。むしろ誇るべきだと俺は思う。
(.....あの時より痩せたか?それにしては随分と悪い痩せ方の感じだ。
健康的ではない。やつれたような........)」
『ありがとうございます。
そう言って頂ければ、救われます。あの場で頑張って良かったと。』
2人が話してる最中に店外周辺の調査をしていたペロスペローが近づいてきた。
ぺ「お話中、失礼するよ。ペロリン♪
おや?この子がカタクリの言っていた子かい?」