社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第5章 謎の多い会社
カ「だから、そうではないと言っている。
俺はいろんな角度からみるために、こうして時間のあるときは見ているんだ。」
ダ「ほら、やっぱり好意があるんじゃねえか!いろんな角度から見て、好意を寄せているんだろう?笑」
カ「違う。文字通りのいろんな角度ではなく、立場を考えて見ているんだ!やましい事等無い!」
オ「わかったわかった。笑
が、最近特に見ているだろう?何か理由があるのか?」
カ「・・・・・来月、店舗査定がある。」
オ「それで?」
カ「次の店舗査定のエリアが、、、この発表していたヤツの店舗なんだ。
だから、行ったときにどのくらいできた店になっているのか気になってな。」
ダ「ダッハハハハハ!だから、こんなにバカみたいに見て、隅々まで記憶しているわけだな!」
オ「今回も飲み会あるんだろ?いやー楽しみだな。間違っても、襲うなよ。ハッハッハッ」
カ「今回はぺロス兄も一緒だ。間違いはない。」
ダ「へぇー、ぺロス兄も一緒か。どうしたんだ?」
カ「先月の店舗査定が終わった後に、次の店舗査定の話をしたんだが、ぺロス兄の店の拡大を検討していて、いろいろな地域を調査しているらしい。
今回、俺の行くエリアはまだ見たことが無いから、ついでに共に見回りたいそうだ。
まぁ、俺自身も周辺の地域調査もしたかったから丁度良い。」
ダ「そうか。ぺロス兄も考えているんだな。俺も、あの辺りはまだ店出してなかったな。」
オ「大福は出す場所によっては全く客が来ないからな。仕方ないだろう。それなら、田舎の爺や婆の多い辺りが良いんじゃないのか?笑」
ダ「いいや。今は新店舗を考えていねぇ。
それより、メニュー改定を進めている。」
カ「それはうちも悩むところだ。」
オ「まぁ、カタクリ、あんまり動画を見すぎると、俺たちからだけでなく他の兄弟からもいじられるのは明白だ。
気を付けろよ。笑」
カ「あぁ。」
ダ「じゃあ、邪魔したな。」
オ「じゃあなぁ。」
2人は、社長室から出て行った。
それを見届けたカタクリは人知れず、ため息をつくのだった。