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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第4章 朝から事件です!



カタクリは椿姫に背を向ける。
それを確認してから椿姫はシーツから抜け出し、脱ぎ捨ててあった自分の服をかき集め急いで脱衣室へ駆け込んだ。

しばらくしてシャワーの音が聞こえ始めた。カタクリはシャワーの音を確認してから、部屋に備えられているバスローブを羽織り、自分の携帯のチェックをする。
一通り確認した後、とあるメッセージに眉を顰めた。


【 From ペロスペロー 】
おはよう。
カタクリ、目覚めたかな?
昨日の夜はどのように過ごしたかな?ペロリン♪

ククク、帰りの新幹線で教えてくれよ〜。
ホテル出る時間は予定通りで良いかな?ペロリン♪


【 From カタクリ 】
ペロス兄、おはよう。
昨夜は特に何も無い。
時間は予定通りで大丈夫だ。
それと、今日は新幹線まで椿姫も一緒だ。
なんでも、車があるからそれで案内しろと連絡が入ったらしい。


カタクリが返信を送ったらすぐに既読が付いた。
返信がくるまでずっと待機していた事に、カタクリは頭を抱える。


【 From ペロスペロー 】
意外と早い目覚めだな笑
まぁ、後でじっくり聞くとしよう。

まだ一緒にいれるとは、嬉しいじゃないか。ペロリン♪

では、私もモーニングティータイムを取りながら準備するよ。
またロビーで待ち合わせよう。ペロリン♪


【 From カタクリ 】
話すことは何も無い。
またロビーで。


カタクリとペロスペローがそんなやり取りをしている中、シャワー中の椿姫は、

『(もぉー、何なの?あの胸筋!腹筋!
抱きしめられていた時の安心感半端なかったんだけどー//////)』

悶えていた。

『(あの腕も、強くて、逞しくて、
・・・私も力はある方だと思ってたけど、ビクともしなくて、でも、、、抱きしめ方は優しかったな......
嫌では無かった。寧ろすっごく落ち着いた。
ずっと抱きしめられたいと思った。

・・・・・背中の筋肉も凄かったな・・・・

一晩中、あの腕に抱きしめられていたんだよね?

はぁ、どうしよう....今すぐにでも抱きしめて貰いたくなっちゃった。

....抱かれるならカタクリさんが良いなぁ・・・

ま、でも無理だろうな。雲の上の人だし、私じゃ釣り合わないし。。。ただでさえ失態ばかりしてるのに、これ以上困らせたくないな。)』

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