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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第29章 秘書の過去



『こちらこそ、よろしくお願いします!

ご近所さん?になるんですかね。

分からないことあるかもしれないので、その時は教えてください!』

秘書「えぇ、大丈夫ですよ。

お休みの時とかに、教えますね。」


こうして、中山は椿姫と少し会話をした後、自宅へと帰っていった。



その後―――――――

~♪~♪♪~

『ん?』

椿姫の携帯に着信が入り、画面を確認するとカタクリからの電話だという事を見て慌てて電話に出る。


『もっ、もしもし!

お疲れ様です。椿姫です!』

カ「〈椿姫、お疲れ。

どうした?どもって。笑〉」

『いや、あの・・・電話が来るとは思っていなくて・・・』

カ「〈本当はすぐにでも会いに行きたいんだがな。

会いに行く余裕は無いが、数分程度なら余裕は作れる。

だからせめて声は聞きたいと、電話したんだ。

今、大丈夫だったか?〉」

『はい。ちょっと寝れなくて・・・どうしようか考えてました。』

カ「〈寝れない?

何かあったか?〉」

『ちょっと中山さんのことで・・・』

カ「〈そういえば、今日は帰りに、椿姫に通帳を渡しに行くと言っていたな。〉」

『はい。

ちゃんと通帳は貰いました。
中身を見て、少し驚きましたが。』

カ「〈本当はアイツが渡さなくても良いんだがな。

椿姫に中身の説明をするには、中山が1番わかってくれるから、頼んだんだ。

・・・その事か?寝れないのは。

俺の兄妹からの金は別に気にしないでいい。

お前を気に入ってくれている証拠だ。〉」

『いえ、そうじゃなくて・・・

中山さんの、ご家庭のことで・・・』

カ「〈・・・聞いたのか?

アイツの過去を。〉」

『はい。

これから、近所に住むことになるわけだからと、これまでのことを話してくれました。』

カ「〈アイツのことだ。

後で色々詮索されるより、必要な人間には先に話した方が良いと思ったんだろう。〉」

『あの、カタクリさん。

もう10年も前って言ってましたが、それでも、前の旦那さんとか、その家族から何かっ、』

カ「〈その事は気にしなくていい。

全て片付いている。〉」

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