社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第28章 新生活下準備
秘書「いえ。私の方が年上ですよ。
もうすぐで40歳になります。
と言いますか、國生さん私、そんなに若く見えましたか?」
『え?え?40?え?全然見えない!
び、美魔女?!
え?じゃあ、新しく入った人は?』
秘書「その人は今38歳でしたね。
ペロスペロー様が現在48歳。
10歳ほどの年の差。
社長と國生さんとの差を考えると半分程なので、近い方ですね。」
『・・・その人とペロスペローさんは結婚とか考えないんですか?』
秘書「・・・シャーロット家ですからね。
ましてやペロスペロー様はご長男。
厳しいでしょうね。
ご存知でしょうが、万国グループのトップであり、彼らの母親であるシャーロット リンリン様に歯向かうことはできないでしょうね。」
『あの・・・結婚についてもいろいろな噂を聞きました。
何でも、そのリンリンさんが決めた相手しかダメだとか、シャーロット家に新しく仕えるのならそれ相応に、自分の子供と結婚させるとか・・・
実際の所、どうなんですか?』
秘書「・・・全て本当ですよ。
リンリン様は、ご自分の利益になるようなことしか考えていませんし、後者であるご自分の子供と結婚させるのも、裏切らせないように見張らせるという役目があるためです。
現に、先日新しくシャーロット家に仕えるようになった、ベッジ様も、22女であるシフォン様とご結婚されました。」
『シフォン様って・・・シフォンケーキを専門にしている所の?って、あの人は確かまだ24歳じゃ・・・』
秘書「関係ないんですよ。あの方には・・・
"自分の子供たちは、自分のいい駒"
とでも言うように、利用していくんです。」
『それじゃあ、今までカタクリさんも・・・』
秘書「はい。社長もご結婚やご婚約まではいきませんでしたが、別の意味では良いように利用されています。」
『あの・・・3将星というのがそれなんですね・・・』
秘書「そうです。
そんな母親がいますので、ペロスペロー様は安易にご結婚まではいけません。
できても事実婚までですね。
それも本人たちは受け入れていますので、外野からとやかくは言えません。」
『じゃあ、私たちも・・・』